当院に定期的に施術を受けに来られる腱鞘炎の患者様。
その患者様は、編み物が趣味で、三度のご飯よりも大好きなんだそうです。
編み物をしなければ、腱鞘炎の症状は治まるのですが、
「手がいくら痛くても、編み物はやめない!」と、笑いながらおっしゃいます。
(写真:腱鞘炎の治療中。痛みのある部位に、鍼を置いたり、お灸をしたりします。)
「鍼灸で、手の痛みが減る。
だからたくさん大好きな編み物しちゃう。
だからまたすぐ痛くなるのよね。」と、患者様。
当院から、せめて編むペースを落としてくださいとお願いしているものの、
最初はセーター1枚編み上げるのに1か月かかっていたのが、
現在は2週間に1枚のペース。
そんなハイペースで編み物をされる患者様。
おそらく編み物をされ続ける限り、手の痛みは続くのでしょう。
それでも、
「編みあげたよ!次はこれを編むの!」
と笑顔でご来院いただけるように、
当院もお手伝いしていきます。
※このエピソードは、患者様の了解を得て載せております。