群ようこさんの「ゆるい生活」(朝日新聞出版)を拝読いたしました。
著者が6年にわたって実践した「漢方生活」を克明に綴るエッセイです(帯より)
漢方と鍼灸は、同じ東洋医学の仲間です。
とても興味を持って、この本を手にとりました。
著者は、ある日突然めまいお起こしたのをきっかけに、漢方薬局に通い出します。
著者は、一日お饅頭を6個食べるほど甘い物が大好きで、
飲み物もたくさん飲み、編み物、和裁などが趣味でした。
しかし、漢方薬局の先生の言いつけにより、これらの大好物を節制する生活が始まります。
本の題名は「ゆるい生活」ですが、ご本人にとっては苦労の生活だったであろうなと思います。
私が「あー!」と思った文章を一文。
「体質はひとりひとり違うのに、
世の中に流される食や健康に関する情報だけがあふれかえって、
みんなそれに踊らされている。」
気になる方は、ぜひ本を読んでみてくださいませ。